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by Aptotrend Staff

Instagramとのシームレスな連携!Threads、独自DM機能の導入を見送り、Metaが方針を明かす

Image Meta


Threadsアプリを通じてInstagramへ直接ダイレクトメッセージ(DM)を送信する機能のテストを開始

Metaが革新的な一歩を踏み出し、Threadsアプリを通じてInstagramへ直接ダイレクトメッセージ(DM)を送信する機能のテストを開始したことが明らかになりました。この新機能は既に一部のThreadsユーザーに試験的に提供されており、ユーザー間のコミュニケーションの枠組みを大きく変える可能性を秘めています。

これまでのThreadsでは、他のユーザーのプロフィールを閲覧する際、メンション機能が主に利用されていましたが、新たに「メッセージ」というボタンがその位置を取って代わり、これを押すことで「Instagramへ送信」というオプションが表示されるようになりました。この進化した機能により、Threadsから直接Instagramのユーザーにメッセージを送ることが可能となり、異なるプラットフォーム間でのスムーズなコミュニケーションが実現されています。

Metaの広報担当者は、この新機能についてテクノロジー系メディアのEngadgetへ「ThreadsからInstagramへのメッセージ送信機能を現在テスト中である」と説明しています。しかしながら、Threadsには現在、特定のユーザーへ個別にメッセージを送るための独自のDM機能が存在せず、今回のテストはThreads独自のDM機能を開発するものではないとしています。

Threadsのアカウント作成にはInstagramのアカウントが必要であり、それにより相手のInstagramアカウントにアクセスしやすくなっていますが、今回のテストにより、Threadsから直接相手のInstagramアカウントにメッセージを送ることがより簡単になります。しかし、Threadsにはまだ独自の受信トレイが搭載されておらず、Threadsアカウント同士での直接的なメッセージのやり取りは今後も予定されていないようです。

Instagramのアダム・モセリCEOは過去に、ThreadsとInstagramの受信トレイの統合について難しい選択に直面していることを明かしました。彼は、ThreadsでInstagramの受信トレイを効果的に活用することを望んでおり、アプリを切り替えることなくメッセージを送れるようにしたいと語っています。「私たちはメッセージングをより簡単に管理できるようにし、受信体験を向上させ、より包括的なものにする必要があります」とモセリCEOは述べています。

この新機能の導入は、ThreadsとInstagramのユーザー間のコミュニケーションをさらに密接にする一歩であり、Metaがどのようにこれらのプラットフォーム間のシナジーを高めていくかに注目が集まっています。