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by Aptotrend Staff

Misskey.io 国産SNSがユーザー数50万人を突破!国産SNSへの期待高まる

Image レバテック

分散型マイクロブログSNS「Misskey.io」がユーザー数50万人を突破

2024年4月18日、分散型マイクロブログSNS「Misskey.io」がその総登録者数で大きな節目、50万人を突破しました。このニュースは、特に2022年10月にイーロン・マスクが旧Twitter社を買収し、その後、APIの有償化やブランドのリニューアル、さらには「広告収益配分」プログラムの導入など、X(旧Twitter)における劇的な改革の流れの中で特に注目を集めています。これらの変更により、多くのユーザーがXから代替のSNSを求めている状況の中、「Misskey.io」は“ポストTwitter”としての地位を確立しつつあります。

「Misskey.io」は、2019年に個人運営としてスタートしたオープンソースの分散型SNSで、Misskeyソフトウェアの中で最も大きなインスタンス(サーバー)です。2023年には、Misskeyの開発者であるしゅいろさんが取締役として加わり、更にその発展を促進するために株式会社MisskeyHQとして法人化されました。

2024年3月には、株式会社MisskeyHQとコミッションプラットフォームを運営する株式会社スケブが3年間のスポンサー契約を締結しました。この合意は、海外の大手SNSによる規約変更が原因で国内クリエイターのアカウントが多数凍結されるという事態を受けてのもので、「クリエイターの活動が安全に継続できる取り組み」を強化することを目的としています。株式会社スケブは経済的な支援を提供し、さらにはSkebとMisskey.io間のサービス連携を進めています。

この登録者数の大幅な増加は、Misskey.ioだけでなく、Skebにとっても大きな成果であり、Skebは2024年4月11日に総登録者数320万人を突破しました。両サービスはこの節目を記念し、手数料無料キャンペーンも開催しています。

このように、「Misskey.io」の急成長は、Xからの移住先としての役割だけでなく、クリエイターの活動を支援する新たなプラットフォームとしての可能性を示唆しています。分散型SNSとしての特徴を活かし、ユーザーとクリエイター双方にとって安全で持続可能なコミュニティの構築を目指している点が、多くの人々から支持を受けている理由の一つでしょう。