Microsoft EdgeのRAM使用量の調整がCanary版で可能に

PCゲーマーの皆さん、注目のニュースです！マイクロソフトが、PC版Edgeブラウザの新たな試みとして、ユーザーがブラウザのRAM使用量を自由に調整できる画期的な機能のテスト提供を開始しました。この機能は現在、開発中のCanary版Edgeにて試用することが可能となっています。

この新機能の発見者は、ブラウザ技術に精通したX（旧Twitter）ユーザーのLeopeva64氏です。Leopeva64氏は、ChromeやEdgeなどのブラウザにおける新しい機能やアップデートをいち早くキャッチし、共有することで知られています。彼の発見により、今回のRAM使用量を調整する「リソースコントロール」機能についても広く知られることとなりました。

このリソースコントロール機能には、RAM使用量の上限をユーザーが手動で設定できるスライダーが追加されています。例えば、RAM 16GBを装備したPCをお使いの場合、1GBから最大16GBまで自由にRAMの使用上限を設定することができます。この機能には、「PCゲームをしている時だけ」使用する、あるいは「常時」使用するかを選択するオプションも備わっており、特にゲームをしながらブラウザを使用するユーザーにとっては、非常に便利な機能となるでしょう。

ただし、このリソースコントロール機能を利用する際には、ブラウザのパフォーマンスに影響を及ぼす可能性があることを理解しておく必要があります。例えば、最低限の1GBに設定した場合、100枚以上のタブを開いた際のブラウザの挙動がどう変わるかは、非常に興味深い疑問点です。

現段階でこの機能はCanary版でのテスト提供にとどまっており、最終的に安定版Edgeに搭載されるかどうかは未定です。このようなテスト段階の機能は、将来的に正式採用される保証はなく、マイクロソフトがテストの結果に基づいて採用を見送る可能性もあります。

すでにEdgeブラウザには、「効率モード」と呼ばれるリソースの使用量を下げる機能が実装されています。もしリソースコントロールが安定版にも採用されれば、PCゲームを存分に楽しみつつ、ブラウザの使用も快適に保ちたいと考えるユーザーにとって、理想的なバランスを見つけることが可能になるでしょう。

この革新的な機能により、マイクロソフトはPCゲーマーの利便性をさらに向上させることを目指しています。今後のアップデートに期待が高まる中、この新機能の動向を引き続き注視していきましょう。