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by Aptotrend Staff

Windows 11 バージョン 24H2アップデート: SSE4.2対応CPUが必須に!POPCNT命令だけでは不十分?

 

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以前、私たちは「Windows 11 Insider Preview」Build 25905以降がPOPCNT命令に非対応の旧式システムでは起動しなくなるという情報を共有しました。しかし、新たな制限が浮上してきたようです。@TheBobPony氏が自身のX(以前のTwitter)アカウントで公開した情報によると、「Windows 11 Insider Preview」Build 26080以降を起動するためには、CPUが「SSE4.2」に対応している必要があることが判明しました。

同氏の実験によると、「SSE4.2」に未対応のシステムでBuild 26080以降を起動しようとすると、起動画面に到達した直後にシステムが自動的に再起動してしまう現象が発生します。この事実は、現在「Windows 11 2024 Update」(バージョン 24H2)とされるブランチの最新ビルドがBuild 26100であることを考えると、将来的に「バージョン 24H2」では「SSE4.2」に非対応のCPUではOSを利用できなくなる可能性が高いことを示しています。

しかし、私たちが以前から指摘しているように、「Windows 11」はもともと10年以上前に販売されたような古いCPUを公式にはサポート対象外としています。そのため、この新しい変更によって実際に影響を受けるユーザーは非常に少ないでしょう。ただし、OSのCPU要件を技術的に回避し、古いPCに「Windows 11」を無理やりインストールしているユーザーは特に注意が必要です。

この最新の情報は、PCのハードウェア要件に関するMicrosoftの方針が、より最新の技術基準に合わせて進化していることを示しています。ユーザーは、自分のシステムが最新のOSアップデートに対応しているかどうかを確認し、必要に応じてハードウェアのアップグレードを検討することが推奨されます。このような変更は、よりセキュアで効率的なコンピューティング体験を提供するために不可欠ですが、一部のユーザーにとっては新たな対応が求められることになるでしょう。