2日前にGoogle Chromeにアップデートが配信。更新を忘れていませんか？

米国Google社は、デスクトップユーザーを対象にした「Google Chrome」ブラウザの最新安定版アップデートを発表しました。このアップデートは、WindowsおよびMacユーザーにはバージョン124.0.6367.118または.119が、Linuxユーザーにはバージョン124.0.6367.118が展開されます。また、Extended Stableチャネルでは、WindowsとMac向けに同じくバージョン124.0.6367.118が提供されます。

この最新のアップデートは、特にセキュリティ向上に重点を置いており、2つの重要な脆弱性に対する修正が行われています。これらの脆弱性は、「Picture In Picture」モードと「Dawn」コンポーネントの解放後メモリ利用に関連しており、それぞれCVE-2024-4331、CVE-2024-4368として識別されています。これらの脆弱性はいずれも「High」という高い深刻度レベルで評価されており、現時点で悪用された報告はありませんが、ユーザーのセキュリティを確保するためには速やかにアップデートすることが推奨されます。

「Google Chrome」は、Windows、Mac、Linuxの各デスクトップ環境に対応しており、Googleの公式Webサイトから無料でダウンロードできます。Windows版は、最新のWindows 10およびWindows 11に対応しています。既にインストール済みのユーザーは、ブラウザが自動的に最新版に更新されるため、特に手動での操作は必要ありませんが、設定画面(chrome://settings/help)にアクセスすることで、手動でのアップデートも可能です。アップデートを適用した後は、「Google Chrome」を再起動することで、変更が完全に有効になります。

このアップデートは、ユーザーのセキュリティを確実に保護するために重要であり、最新のセキュリティ対策を適用することで、安心してインターネットを利用できるようになります。ユーザーには、速やかにアップデートを行い、最新の保護を受けることを強くお勧めします。